Q.歯磨き粉はどのようなものを使えばいいですか?
A.基本的にはどのようなものでも構いません。歯磨き粉よりもしっかり磨くことが重要です。その上で、最近は様々な成分の入ったものや様々な効能がある歯磨き粉がありますので、ご自身のお口の状態にあった歯磨き粉を選択してください。ただし、顆粒が入っている歯磨き粉の使用はお控えください。顆粒が解けずに歯肉溝や、歯周ポケットに残ることがあり、歯肉炎や歯周炎の原因になります。
たなか歯科医院ではお口の状態だけではなく、患者さんの唾液の成分までお調べしてオススメの歯磨き粉を提案させていただいております。
Q.一回何分くらい歯磨きすればいいですか?
A.時間を決めて磨くことも大事ですが、全体を隅々まで磨くことが大事です。残っている本数によりますが、全体を綺麗に磨くには10分から15分くらいはかかると思います。
Q.電動歯ブラシのがいいですか?
A.普通の歯ブラシの方が綺麗になります。ただし、しっかり時間をかけないといけません。短時間で綺麗にするには電動ブラシも有効です。ただし、使い方に気をつけなければ逆に歯や歯ぐきを傷めてしまいます。
Q.どのような歯ブラシがいいですか?
A.先はなるべく小さく、毛は柔らかいものを選んでください。
Q.歯間ブラシはいつすればいいですか?
A.ブラッシングの後に仕上げるように使われることをお勧めしています。
Q.食後30分空けてから歯磨きした方がいいのですか?
A.知覚過敏がある方は、食後30分から1時間空けてから歯を磨くようにしてください。人のつばの中には歯を強くする成分がありますので、その成分を十分に効かせてから磨くのが効果的です。ただし、むしばのある方や、虫歯になりやすい方、歯周病の方はすぐ磨きましょう。
Q.歯は抜かない方がいいですか?
A.基本的に歯は抜かない方がいいです。ただし、どんな歯でも残せばいいものではありません。残すことで、体に悪影響がある歯は抜いた方がいいでしょう。
Q.自費は保険より長持ちしますか?
A.物自体の長持ちは変わらないと思います。患者さんの噛む力や癖、噛み合わせの状態によって変わります。保険の補綴物でも長持ちするときはしますし、自費の補綴物でも取れるときは取れます。材質の違いによって、割れにくかったり取れにくかったりします。ただし、つけている歯の長持ちはかわります。汚れが付きにくかったり、保険のものと比べて精密に作られていますので自費の補綴物をつけた歯の方が長持ちします。たなか歯科医院では患者さんのお口の状態にあった補綴物を説明させていただき、一緒に決めていきます。
Q.歯の磨きすぎや、歯間ブラシで歯ぐきが痩せる、下がるのはなぜですか?
A.歯磨きや、歯間ブラシで歯ぐきが痩せる、下がることは基本的にはありません。痩せたり、下がったように見えるだけです。なぜ見えるのかと言いますと、歯ぐきが健康な状態になり、引き締まったからです。以前状態が、炎症があり、腫れていた状態だったと言えます。ただし、間違った磨き方や、不適切な力で磨くと歯茎が傷つき痩せる原因になってしまいます。